L22A2 / SA80 Carbine

L22A2 / SA80 Carbine
イギリス海軍の23型フリゲート「HMSサマセット」の臨検(ボーディング)チーム

イギリス軍の標準制式小銃であるSA80ファミリーに属する、短銃身化されたコンパクトなブルパップ式自動小銃。Heckler & Koch社による大規模近代化改修プログラムを経て作動信頼性を劇的に向上させたA2規格に基づいて設計されている。主に戦車や装甲車などの車両搭乗員(乗員)、航空機のパイロット、船舶の臨検部隊など、フルサイズのアサルトライフルの携行が物理的に困難なスペースで作戦行動を行う兵員の自衛用火器(PDW)として配備・運用されている。短縮された銃身に合わせて内部のガスシステムが最適化されているほか、取り回しを補助するバーティカル・フォアグリップや各種アクセサリーを装着するためのピカティニー・レール・インターフェースが統合されているのが特徴である。

Official Name (正式名称)L22A2 / SA80 Carbine
Country of Origin (開発国)イギリス(基本設計) / ドイツ(A2規格改修設計)
Manufacturer (製造メーカー)Heckler & Koch(イギリス軍が保有していた余剰のL86A1 LSW[軽支援火器]のレシーバー等の部品をベースに、Heckler & Koch社が一括してA2規格への近代化アップデートおよびコンバージョン製造を実施)
Designed (設計年)Heckler & Koch社による近代化改修技術をベースに2003年に短銃身カービンモデルとしての設計が完了し、同年の2003年から一部部隊への支給が始まり、2004年初頭にかけて正式に運用が開始された。
Primary Operators (主な運用組織)イギリスイギリス陸軍(王立装甲軍団[装甲車・チャレンジャー2/3戦車等の戦闘車両搭乗員]、陸軍航空軍[王立陸軍航空隊の定翼機・アパッチ等のヘリコプターパイロット・搭乗員])、イギリス海軍(艦艇乗組員、王立海兵隊の臨検・船舶阻止部隊、各種ヘリコプター航空クルー)(狭いスペースでの自衛用火器[PDW]として、イギリス軍内の該当職種・部隊に限定して運用されている)
Type (種類)カービン / 短銃身自動小銃(Carbine / Personal Defense Weapon)
Caliber (口径)5.56x45mm NATO(.223 Remington互換)
Action (作動方式)ガス圧作動(ショートストロークピストン式)、ターンボルト閉鎖(Gas-operated, rotating bolt)
Overall Length (全長)585 mm (23.0 in)(固定式ブルパップ構造のため、ストック展開時・折り畳み時の区分および機構はなし)
Barrel Length (銃身長)318 mm (12.5 in)
Weight (重量)約 4.42 kg(標準のSUSAT光学照準器を装着した状態の重量)
Rate of Fire (発射速度)610 – 775 rpm
Effective Range (有効射程)フルサイズ仕様の400m〜600mに対し、12.5インチまで短縮された銃身に合わせて初速が低下しているため実効射程は大幅に短くなるが、カービン型単体での公式な有効射程数値は不明
Feed System (給弾方式)30-round detachable STANAG magazine or 20-round magazine
画像の引用元
  1. By Photo: LA(PHOT) Abbie Gadd/MOD, OGL v1.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=26910669

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