XM8 carbine

XM8 carbine

XM8カービンは、アメリカ陸軍の次世代分隊火器(NGSW)プログラムにおいて、M4A1カービンの後継として開発された最新の軽量・短縮型カービンである。SIG Sauer社が製造を担うM7ライフルの派生型(プロダクト改良型)であり、2025年12月に米陸軍より正式に「XM8」の名称が承認された。 先行して配備が始まったM7ライフルの基本コンポーネントや強力な6.8×51mm弾を継承しつつ、兵士のフィードバックを元にバレルを11インチに短縮。重量をM7から1ポンド以上削ぎ落とし、M4A1と同等の軽量さと高い取り回し性を実現している。ストックを固定折り畳み不可(伸縮は可能)にするなどの軽量化・剛性アップが施されており、近接戦闘(CCF)部隊向けに2026年4月から最初のバッチが陸軍へ納品され、本格的な実戦テストが開始されている。

Official Name (正式名称)XM8 carbine
Country of Origin (開発国)アメリカ合衆国
Manufacturer (製造メーカー)SIG Sauer
Entered Service (運用開始年)SIG Sauer社製XM8カービンは、アメリカ陸軍の次世代分隊火器(NGSW)プログラムにおいてM7ライフルの「製品改良計画(PIE)」として開発され、2025年9月に防衛展示会等で試作・設計モデルが公表された後、同年12月10日に米陸軍から正式に「XM8」として調達・承認された設計年を持ち、翌2026年4月3日にSIG Sauer社から米陸軍へ最初のバッチ(初期発注分)が納品・受領されたことで正式に運用を開始
Primary Operators (主な運用組織)アメリカ合衆国:アメリカ陸軍(近接戦闘部隊(Close Combat Force:歩兵、騎兵斥候、戦闘工兵、前線観測員、衛生兵等)の現用M4A1カービンを更新する目的で選定。現在、本格的な実戦配備に向けた評価テストや兵士によるユーザー評価(Soldier Touch Point)および実弾訓練が先行して行われており、具体的な武装組織・部隊として、テストに参加した「第101空挺師団(空中強襲)」、特殊作戦部隊である「アメリカ陸軍特殊作戦コマンド(USASOC)」、その隷下の名門精鋭部隊である「第75レンジャー連隊」、そして射撃技術の向上と近代化をサポートする「アメリカ陸軍射撃部隊(U.S. Army Marksmanship Unit:通称USAMU)」において、初期発注分の実銃を用いた本格的な統合運用および適合試験が開始されている。)
Type (種類)カービン / アサルトライフル
Caliber (口径)6.8×51mm SIG Fury (.277 FURY)
Action (作動方式)Short-stroke gas-operated piston, rotating bolt(ショートストロークピストン式ガス圧作動、回転ボルト閉鎖方式)
Overall Length (全長)約833mm (32.79 inches) ※サプレッサー(消音器)装着かつストック縮小時の状態
Barrel Length (銃身長)約279mm (11 inches)
Weight (重量)7.3 lbs (約3.31kg) ※弾薬を含まない本体空虚重量(※付属の熱シールド付き専用サプレッサー装着時は 8.8 lbs / 約3.99kg)
Rate of Fire (発射速度)約600 rpm 〜 750 rpm(ベースとなるM7プラットフォームのセレクティブファイア仕様に準拠。詳細な公式の固定数値は非公表)
Effective Range (有効射程)約600m(短銃身化されつつも、高性能な6.8mm新弾薬の採用により、従来の5.56mm NATO弾を使用するM4A1カービンを陸軍基準で凌駕する、高い遠距離での威力と有効射程を維持)
Feed System (給弾方式)20-round or 25-round detachable box magazine
画像の引用元
  1. By Lt. Col. Michelle Lunato – https://www.dvidshub.net/image/9568949/us-army-marksmanship-units-instructor-training-group-trains-soldiers-ngsw, Public Domain, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=186329243

上部へスクロール