水中処分母船1号型 / YDT-01 class diving tenders

水中処分母船1号型
YDT-03 水中処分母船3号

海上自衛隊の水中処分母船1号型(すいちゅうしょぶんぼせんいちごうがた)は、公称船型「300トン型水中処分母船」に分類される第2種支援船である。主な任務は、機雷や不発弾の捜索・処分、水中での危険な潜水作業を行う「水中処分隊(EOD)」の輸送および作業支援である。従来使用されていた退役掃海艇改造の特務船(YAS)の老朽化に伴い、専用の新規設計船として平成10年度に建造が認められた。船体材料には軟鋼が使用されている。船尾には潜水員用の昇降機や作業甲板が設けられているほか、船内には器材洗浄や再圧処置を行えるEOD支援室、専用の居住区などを備え、作業効率と安全性が格段に向上している。

Official Name (正式名称)水中処分母船1号型 / YDT-01 class diving tenders
Country of Origin (開発国)日本
Manufacturer (製造メーカー)1番船(YDT-01)および 2番船(YDT-02):横浜ヨット
3番船(YDT-03)から 6番船(YDT-06):前畑造船
Designed (設計年)平成10年度(1998年度)計画において建造が認められ基本設計が行われており、同計画に基づく1番船「水中処分母船1号(YDT-01)」および2番船「水中処分母船2号(YDT-02)」が2000年(平成12年)3月24日に竣工したことで運用を開始
Primary Operators (主な運用組織)日本: 海上自衛隊 各地方隊隷下 各警備隊または基地隊の水中処分隊
Displacement (排水量):基準排水量 / 満載排水量基準排水量:300 t
満載排水量:440 t
Dimensions (寸法):全長、最大幅、喫水全長 46.0 m × 最大幅(W) 8.6 m × 深さ(H) 4.0 m × 喫水(D) 2.2 m
Propulsion (機関):ディーゼル推進 / 新潟6NSDLディーゼルエンジン × 2基、スクリュープロペラ × 2軸、総出力 1,500 PS
Speed (速力):最大 15 kt (巡航 12 kt)
Range (航続距離):非公開
Complement (乗員数):15名 + 水中処分員(EOD)15名の計30名を最大で収容・搭載可能
Sensors and Processing Systems (センサー・レーダー):OPS-29F/K 航海用レーダー × 1基
Armament (兵装):なし
Aircraft Carried (艦載機)、
Carrying capacity(積載能力):
水中処分員の支援に特化しており、4.9m複合型作業艇や処分艇などの小型舟艇を搭載
船内には機雷不発弾処理や深海潜水時の減圧症に対応するための「再圧タンク(再圧室)」やEOD支援室を完備し、船尾にはダイバーを安全に海面へ昇降させるための「潜水員用昇降機」を備える
  1. By Yamada Taro – Own work, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=39236911

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