
海上自衛隊の水中処分母船1号型(すいちゅうしょぶんぼせんいちごうがた)は、公称船型「300トン型水中処分母船」に分類される第2種支援船である。主な任務は、機雷や不発弾の捜索・処分、水中での危険な潜水作業を行う「水中処分隊(EOD)」の輸送および作業支援である。従来使用されていた退役掃海艇改造の特務船(YAS)の老朽化に伴い、専用の新規設計船として平成10年度に建造が認められた。船体材料には軟鋼が使用されている。船尾には潜水員用の昇降機や作業甲板が設けられているほか、船内には器材洗浄や再圧処置を行えるEOD支援室、専用の居住区などを備え、作業効率と安全性が格段に向上している。
| Official Name (正式名称) | 練習船13号型 / YTE-13 class yard Training Education |
| Country of Origin (開発国) | 日本 |
| Manufacturer (製造メーカー) | 1番船(YDT-01)および 2番船(YDT-02):横浜ヨット 3番船(YDT-03)から 6番船(YDT-06):前畑造船 |
| Designed (設計年) | 平成10年度(1998年度)計画において建造が認められ基本設計が行われており、同計画に基づく1番船「水中処分母船1号(YDT-01)」および2番船「水中処分母船2号(YDT-02)」が2000年(平成12年)3月24日に竣工したことで運用を開始 |
| Primary Operators (主な運用組織) | 日本: 海上自衛隊 各地方隊隷下 各警備隊または基地隊の水中処分隊 |
| Displacement (排水量):基準排水量 / 満載排水量 | 基準排水量:300 t 満載排水量:440 t |
| Dimensions (寸法):全長、最大幅、喫水 | 全長 46.0 m × 最大幅(W) 8.6 m × 深さ(H) 4.0 m × 喫水(D) 2.2 m |
| Propulsion (機関): | ディーゼル推進 / 新潟6NSDLディーゼルエンジン × 2基、スクリュープロペラ × 2軸、総出力 1,500 PS |
| Speed (速力): | 最大 15 kt (巡航 12 kt) |
| Range (航続距離): | 非公開 |
| Complement (乗員数): | 15名 + 水中処分員(EOD)15名の計30名を最大で収容・搭載可能 |
| Sensors and Processing Systems (センサー・レーダー): | OPS-29F/K 航海用レーダー × 1基 |
| Armament (兵装): | なし |
| Aircraft Carried (艦載機)、 Carrying capacity(積載能力): | 水中処分員の支援に特化しており、4.9m複合型作業艇や処分艇などの小型舟艇を搭載 船内には機雷不発弾処理や深海潜水時の減圧症に対応するための「再圧タンク(再圧室)」やEOD支援室を完備し、船尾にはダイバーを安全に海面へ昇降させるための「潜水員用昇降機」を備える |
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