LVSR MKR18 (Cargo)

LVSR MKR18 (Cargo)
第2海兵兵站群第8工兵支援大隊橋梁中隊が運用するLVSR MKR18から橋梁架設艇(BEB)を展開する様子

Oshkosh Defense社が製造する10×10輪駆動の重戦術ロジスティクストラック:LVSR(Logistics Vehicle System Replacement)であり、前世代のLVS(Logistics Vehicle System)の後継として開発された重輸送バリアント。車体構造として、油圧駆動式のフックリフト型積載処理システム(LHS:Load Handling System)を荷台部に標準装備しており、外部のクレーンやフォークリフトを使用せずに、20フィートのISOコンテナやフラットラック、架橋資材、弾薬、バルク燃料コンテナなどを単独で迅速に自ら積み下ろしする高い自己完結型のロジスティクス処理能力を備えている。システム構成には、Caterpillar社製C15ディーゼルエンジン(600馬力)とAllison社製7速オートマチックトランスミッション、および全輪独立懸架サスペンションシステム「TAK-4」が統合されており、不整地における高い走破性と機動力を有する。キャビンは2名乗員仕様で、初期設計段階から工場取付型または現地追加型の装甲化(A-kit/B-kit構造)に対応した防護設計が最適化されている。さらに後部へのM1076などの戦術トレーラー牽引にも対応しており、各種重量物資を前線へ補給輸送する仕様である。

Official Name (正式名称)LVSR MKR18 (Cargo)
Country of Origin (開発国)アメリカ合衆国
Manufacturer (製造メーカー)Oshkosh Defense
Designed (設計年)LVSRファミリーにおける重輸送仕様車であるMKR18カーゴの開発フェーズとなるシステム開発・デモンストレーション契約締結(設計確定)年は2004年であり、量産先行および低率初期量産試験等を経たのち、実戦配備となる部隊運用能力が正式に開始された運用開始年は2009年である(同年9月に初期運用能力[IOC]を達成し、最初の実戦フィールドへの配備が実行されている)
Primary Operators (主な運用組織)アメリカ合衆国アメリカ海兵隊(各海兵遠征軍[MEF]直轄の海兵兵站群[Marine Logistics Group / MLG]、各海兵師団[Marine Division]、および各海兵航空航空翼[Marine Aircraft Wing / MAW]の下部モーター・トランスポーテーション(自動車輸送)部隊を中心に総計 1,505両のMKR18カーゴ型を正規配備・現役運用。20フィートISOコンテナ、フラットラック、弾薬、戦術架橋資材等の重物流の自律積載・前線輸送システムとして稼働している)
Crew / Capacity (乗員および兵員輸送数)2名(※基本座席定員はドライバー含む2名仕様。ただし、オプションの銃手用シートとして3人目のスペース拡張に対応)
Combat Weight (戦闘重量)A-kit Configuration (基本未装甲自重 / BII含む):53,700 – 54,052 lbs (24,358 – 24,517 kg)
B-kit Configuration (追加装甲システム[MAS]等キット装着時自重):60,124 – 64,125 lbs (27,272 – 29,087 kg)
Gross Vehicle Weight Rating (最大総重量 GVWR):106,000 lbs (48,081 kg)
Dimensions (寸法: 全長/全幅/全高)W (全幅):98 in (2,489 mm)
L (全長):431 in 〜 432.2 in (10,947 mm 〜 10,980 mm)
D (全高):139 in (3,531 mm) [※ISOコンテナ積載時および技術マニュアル測定時:161.9 in (4,110 mm) / 輸送時準備解体(Reducible Height):102 in (2,591 mm)]
Armor (装甲の詳細: 複合装甲、ERA、APSの有無)米陸軍の長期装甲戦略(LTAS:Long Term Armor Strategy)に準拠。設計段階から工場設置型の基本防護(A-kit)が統合されており、必要に応じてボルト留め式の追加装甲パッケージ(B-kit)を現地または製造ラインで追加統合可能な構造を持つ(複合装甲、爆発反応装甲[ERA]は非搭載)
Main Armament (主武装)None
Secondary Armament (副武装)キャビン上部のルーフマウントハッチ(MCTAGS:Marine Corps Transparent Armored Gun Shield等に対応)に、M2 12.7mm重機関銃またはMk 19 40mm自動グレネードランチャーなどの各種機関銃および弾薬をオプション装備として搭載可能
Engine (エンジン出力 hp/kW)Caterpillar (CAT) C15 15.2-liter, inline-six water-cooled, turbocharged electronic control diesel engine
出力:600 hp (447 kW) @ 1,800 rpm / トルク:2,508 Nm @ 1,200 rpm
Max Speed (最高速度: 整地/不整地)Paved (整地):65 mph (105 km/h)
Unpaved (不整地):不明(※30%の舗装路面・70%の非舗装路面という運用プロファイルに基づき、積載する総重量[オンロード22.5トン / オフロード16.5トン]および中央タイヤ空気圧調整システム[CTIS]のモード制御に依存する)
Operational Range (航続距離)300 mi (483 km)
画像の引用元
  1. By Lance Cpl. Desire Mora – https://www.dvidshub.net/image/1520567, Public Domain, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=39475046

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