Kawasaki CH-47J / J(LR) Chinook (JASDF)

CH-47J(LR)
CH-47J(LR)

アメリカのボーイング・バートル社が開発したタンデムローター式の大型輸送ヘリコプターCH-47Dをベースに、川崎重工業がライセンス生産を行った機体である。1984年から調達が開始され、主要航空基地やレーダーサイト等への機材や車両の輸送を主目的に運用されている。1999年度以降に調達された機体は、燃料タンクの大型化が図られた通称「LR型(Long Range)」仕様であり、大型燃料タンクのほかに気象レーダー、地図表示装置、GPS内蔵の2重化慣性航法装置、床レベリング装置などの機材が追加装備されている。この改良により、航続性能の拡張とともに全天候下での効率的な空中輸送を可能にする技術仕様となっている

Official Name (正式名称)Kawasaki CH-47J / J(LR)
Country of Origin (開発国)日本 (ベース機は アメリカ合衆国)
Manufacturer (製造メーカー)川崎重工業 (ライセンス生産)
Designed (設計年)開発ベースとなった原型機(ボーイング・バートルCH-47)の初飛行は1961年9月21日に実施され、1962年8月16日より運用が開始されている。仕様共通のライセンス生産に伴う製造着手は1984年に行われた。運用開始年については、CH-47Jが1986年度より引き渡しが開始され、1987年から運用が始まっている。また、大型燃料タンクや近代化アビオニクスを適用したCH-47J(LR)については、1995年以降に開発および調達が開始され、順次配備と運用が行われている。
Primary Operators (主な運用組織)日本航空自衛隊(航空総隊航空救難団飛行群三沢ヘリコプター空輸隊、入間ヘリコプター空輸隊、春日ヘリコプター空輸隊、那覇ヘリコプター空輸隊)
Crew (乗員)3名 または 5名(航空自衛隊の公式データ内で、防府北基地ページでは「3人(操縦士2名、機上整備員1名)」、航空救難団ページ等では「5名」と異なる記載が存在する)。最大輸送人員は 48名 または 55名。
Dimensions (寸法):全長、全幅(翼幅)、全高L (全長): 15.88 m (52 ft 1 in) [ローター回転時の全長は 30.18 m (99 ft)]
W (全幅/翼幅): 4.80 m (15 ft 9 in) [一部の公式データでは 4.88 m (16 ft) と記載される、ローター回転時の全幅は 18.29 m (60 ft)]
H (全高): 5.69 m (18 ft 8 in)
Empty / Max Takeoff Weight (自重 / 最大離陸重量)自重 (Empty Weight): 約11.5 t (約25,353 lb) [航空自衛隊防府北基地データによる]
最大離陸重量 (Max Takeoff Weight) / 全備重量: 約22.7 t (約50,045 lb)
Powerplant (エンジン):型式、推力型式: 2x 川崎重工業 T55-K-712 ターボシャフトエンジン
出力: 1基あたり 3,149 shp
Max Speed (最大速度):マッハ表記、高度別の速度マッハ表記: Mach 0.25
最大速度として約163 kt (約302 km/h)、巡航速度として 140 kt (約265 km/h) または 200 km/h
Combat Range (戦闘行動半径) / Ferry Range (航続距離)航続距離 (Ferry Range): 約1,000 km (6t搭載時) [防府北基地データでは約750 km (約7t搭載、燃料満載) ]
Service Ceiling (実用上昇限度)2,590 m (8,500 ft)[防府北基地データの引用]、陸上自衛隊仕様機CH-47J/JAにおけるデータでは約2,670 m
Hardpoints (ハードポイント):ミサイルや爆弾の搭載能力None
機外に最大約10 tの貨物を吊り下げて輸送するためのスリング機構を備える
Fixed Armament (固定武装):機関砲の口径、弾数None
  1. By Hunini – Own work, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=47894275

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