
Mk 20 SSRは、「FN SCAR-H」をベースに開発された7.62mm口径の選抜射手・狙撃手支援小銃である。2010年にアメリカ特殊作戦コマンド(USSOCOM)に正式承認され、2011年から実戦配備が開始された。メーカーが展開しているセミオート限定の軍用モデルFN SCAR-H TPRとは異なり、近接戦闘(CQB)や緊急時の自己防衛、離脱時の制圧射撃を想定し、セレクターの切り替えによるフルオート射撃機構(セレクティブ・ファイア)を標準で搭載しているのがアメリカ軍制式モデルたる最大の特徴である。基本型と比べてアッパーレシーバーが前方に約6インチ延長され、光学照準器と夜間暗視装置を一直線に並べて装着できる。さらに、命中精度を高める20インチのヘビーバレル、工具なしで細かく調整可能な固定式精密ストック、高精度なマッチグレードトリガーなどを装備している。
| Official Name (正式名称) | Mk 20 SSR Mod 0 SSR |
| Country of Origin (開発国) | ベルギー / アメリカ合衆国 (ベルギーのFN Herstal社が設計し、米子会社FN America社が製造・供給) |
| Manufacturer (製造メーカー) | FN America |
| Designed (設計年) | ベースとなったFN SCARの基本設計を踏まえ2010年に開発・設計され、アメリカ特殊作戦コマンド(USSOCOM)による正式承認と予算化を経て、翌2011年5月から特殊部隊への実戦配備および運用が開始 |
| Primary Operators (主な運用組織) | アメリカ合衆国:アメリカ特殊作戦コマンド(USSOCOM:海軍特殊戦コマンド隷下の「SEALs」や空軍特殊作戦コマンドの「特殊戦術部隊(STS)」、陸軍特殊作戦コマンドの「グリーンベレー」などの選抜射手・狙撃手支援用として、軍制式モデルである「Mk 20 Mod 0 SSR」を公式運用中) |
| Type (種類) | マークスマンライフル / スナイパーライフル |
| Caliber (口径) | 7.62x51mm NATO |
| Action (作動方式) | Short-stroke gas-operated piston, rotating bolt(ショートストロークピストン式ガス圧作動、回転ボルト閉鎖方式) |
| Overall Length (全長) | 約1,029mm 〜 1,080mm (40.5 inches 〜 42.5 inches) ※ストックの調整幅(LOP/チークレスト)による変動。なお、Mk 20のストックは高精度化のため折り畳み機能(Folding)は排除された固定式(Fixed) |
| Barrel Length (銃身長) | 約508mm (20 inches) |
| Weight (重量) | 約4.49kg (9.9 lbs) ※オプション・光学照準器・弾薬を含まない本体空虚重量 |
| Rate of Fire (発射速度) | 約600 rpm (Cyclic rate) / Selective-fire(セミオート / フルオート切り替え式)※元となるFN SCAR-H TPR(メーカー仕様)は基本的にはセミオート(単発)限定仕様 |
| Effective Range (有効射程) | 約1,000m (1,093 yards) |
| Feed System (給弾方式) | 10-round or 20-round detachable box magazine |








