
SIG MCXは、米国のSIG Sauer社が開発・製造している先進的なモジュラー式アサルトライフルシリーズである。2015年のSHOTショーで初めて発表された。 M4などの標準的なAR-15系ライフルと共通の操作性を維持しつつも、内部構造にはショートストロークガスピストン方式と独自の複座リコイルスプリングシステムを採用している。これにより、AR-15系に必須のバッファチューブが不要となり、ストックの折り畳みが可能となった。さらに、銃身やハンドガードを素早く交換できる高度なモジュール性を備え、同一プラットフォームで複数の口径や銃身長へ容易に変更できる。 消音器(サプレッサー)との統合運用や耐久性にも最適化されており、米陸軍の制式小銃に選定されたM7をはじめ、世界各国の精鋭部隊や法執行機関に広く採用されている。
| Official Name (正式名称) | SIG MCX |
| Country of Origin (開発国) | アメリカ合衆国 |
| Manufacturer (製造メーカー) | SIG Sauer |
| Entered Service (運用開始年) | 米国のSIG Sauer社が2013年に最初の設計を行い、2015年1月にラスベガスで開催された防衛・銃器展示会「SHOT Show 2015」で正式発表されると同時に、同2015年から世界各国の軍事組織、特殊部隊、法執行機関、および民間市場へ向けて調達と実戦での運用を開始 |
| Primary Operators (主な運用組織) | アメリカ合衆国:アメリカ特殊作戦コマンド(USSOCOM:統合特殊作戦コマンド隷下の「デルタフォース」や「DEVGRU」で潜入作戦用の「LVAW」や「CSAW」、各特殊部隊で個人護身用の「MCX Rattler」を運用) イスラエル:イスラエル国防軍(陸軍:精鋭特殊部隊「シャルダグ(第5101部隊)」等において、ガザ地区等での実戦アセットとして5.56mm仕様の「SIG MCX」を正式配備・運用) イギリス:イギリス海軍(王室海兵隊:「イギリス・コマンドー部隊」の対テロ・特殊作戦用として「SIG MCX」を1,500挺以上配備・隠密運用中) ウクライナ:ウクライナ軍(陸軍・特殊作戦軍:欧米からの軍事支援により、「正規軍特殊部隊」の第一線主力アサルトライフルとして「SIG MCX」を実戦投入・運用中) カナダ:カナダ軍(特殊作戦軍:精鋭部隊「第2合同タスクフォース(JTF-2)」等の隠密行動・近接戦闘用として「SIG MCX」を導入・運用) デンマーク:デンマーク軍(陸軍:特殊部隊「猟兵連隊」において、警察・軍合同の小銃近代化計画に基づき、.300 BLK弾および5.56mm仕様の「SIG MCX」を正式配備・運用) オーストラリア:オーストラリア軍(陸軍:特殊作戦コマンド隷下の「特殊空挺部隊(SASR)」や「第2コマンドー連隊」において、近接戦闘・隠密火器として「MCX Rattler」を公式に取得・運用) フランス:フランス陸軍(第27山地歩兵旅団:精鋭部隊「山地コマンド集団(GCM)」において、極地・高地特殊作戦用アセットとして「SIG MCX」を公式に配備・運用) ポーランド:ポーランド特別軍(軍種:特殊軍、精鋭特殊部隊である「JWグロム(JW GROM)」において「SIG MCX」および「MCX Rattler」を取得・現役運用中) マルタ:マルタ軍(軍種:統合軍、陸軍部隊を中心に「SIG MCX」が正式なアサルトライフルとして導入・運用中) オランダ:オランダ海軍(オランダ海上特殊作戦部隊(NLMARSOF)において、主に潜入・特殊作戦用アセットとして「SIG MCX」を公式に採用・運用) |
| Type (種類) | アサルトライフル / カービン |
| Caliber (口径) | 5.56×45mm NATO , .300 AAC Blackout , 7.62×39mm |
| Action (作動方式) | Short-stroke gas-operated piston, rotating bolt(ショートストロークピストン式ガス圧作動、回転ボルト閉鎖方式) |
| Overall Length (全長) | 約699mm 〜 902mm (27.5 inches 〜 35.5 inches) ※ストック展開時 / 約597mm (23.5 inches) ※コンパクトモデル「Rattler」ストック展開時 |
| Barrel Length (銃身長) | 約171mm 〜 406mm (6.75 inches 〜 16 inches) / 約140mm (5.5 inches) ※Rattlerモデル時 |
| Weight (重量) | 約2.5kg 〜 3.6kg (5.5 lbs 〜 7.9 lbs) ※構成や銃身により異なる |
| Rate of Fire (発射速度) | 800 rpm 〜 900 rpm |
| Effective Range (有効射程) | 約503m (1,650 ft) ※5.56×45mm NATO弾仕様のカービン構成時 |
| Feed System (給弾方式) | 30-round STANAG detachable box magazine 7.62×39mm:28-round proprietary magazine |
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画像の引用元
- By IDF Spokesperson’s Unit, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=155057112








