M32 MGL / M32A1 MGL (Mk 14 Mod 0)

M32 MGL / M32A1 MGL (Mk 14 Mod 0)
第6海兵連隊第1大隊アルファ中隊の擲弾兵

M32 MGLおよびその改良型であるM32A1 MGL(米遺産・特殊作戦コマンド制式名:Mk 14 Mod 0)は、南アフリカのミルコア社が開発したMGL回転輪式多連装擲弾発射器をベースに、アメリカのミルコアUSA社が製造・近代化改修を行った40mm口径の肩射撃式・セミオートマチック擲弾発射器である。6発の擲弾を収める回転式シリンダー(弾倉)を備え、分隊の火力を大幅に向上させる目的で導入された。2005年にアメリカ海兵隊が初調達を行いM32として制式化され、その後コンポーネントの強化やバレル長の短縮化(12インチから8インチへ変更)、特殊なミディアムベロシティ弾への対応を図ったM32A1が開発された。このM32A1はアメリカ海兵隊に公式採用されたほか、アメリカ特殊作戦コマンド(USSOCOM)においてMk 14 Mod 0として制式採用され、ピカティニー・レールによる各種光学照準器や戦術アクセサリーの拡張に対応する仕様となっている。

Official Name (正式名称)M32 MGL / M32A1 MGL (Mk 14 Mod 0)
Country of Origin (開発国)南アフリカ / アメリカ合衆国
Manufacturer (製造メーカー)Milkor USA, Inc. / Abrams Airborne Manufacturing, Inc.
Designed (設計年)ベースとなった原型機(Milkor MGL)の設計年は1980年であり、運用開始(制式採用)年は1983年であるが、米国仕様として改良されたM32 MGLそのものの調達(制式化)年は2005年、部隊での実戦テストおよび運用開始年は2006年であり、さらにバレルを短縮した改良型であるM32A1 MGL(Mk 14 Mod 0)の設計(発表)年は2011年以前、導入年は2014年である
Primary Operators (主な運用組織)アメリカ合衆国アメリカ海兵隊(M32 MGLおよびM32A1 MGLを分隊支援火器として全般配備)、アメリカ特殊作戦コマンド(USSOCOMにおいて「Mk 14 Mod 0」の制式名で各特殊部隊に配備・運用)
大韓民国(韓国):大韓民国海軍(特殊戦旅団[UDT/SEAL]において、M32A1規格を特殊作戦用の火力支援兵装として公式導入・運用)
タイ:タイ王国海軍(海軍特殊戦コマンド[RTNSWC、通称タイ海軍SEALs]において、M32規格を公式に導入・運用)
ウクライナ:ウクライナ空中強襲軍、およびウクライナ特殊作戦軍(戦闘任務における近接環境用および対ドローン・面制圧用としてM32A1 MGLを導入・運用)
パキスタン:パキスタン陸軍(特殊サービスグループ[SSG]の対テロ部隊、および一般戦闘部隊においてM32A1規格の運用登録が存在)
フィリピン:フィリピン陸軍(各歩兵戦闘部隊において運用)、およびフィリピン海兵隊(海兵隊戦闘部隊における分隊支援火器としてM32A1規格の運用登録が存在)
デンマーク:デンマーク陸軍(憲兵部隊[Military Police]および陸軍特殊作戦部隊であるジェイガー中隊において運用。※データ上M32/M32A1として登録されているが、実態は南アフリカ製原型MGL/Y2規格の運用とされる)
ジョージア:ジョージア陸軍(陸軍特殊作戦部隊および各戦闘部隊において運用。※データ上M32として登録されているが、実態は南アフリカ製原型MGL規格の運用とされる)
Type (種類)Multi-shot revolver grenade launcher (回転輪式多連装擲弾発射器)
Caliber (口径)40x46mm Low Velocity (低初速弾) / 40x51mm Medium Velocity (中初速弾、M32A1のみ対応)
Action (作動方式)Double-action trigger / Gas plug operating index mechanism (ダブルアクション・ガス圧作動式シリンダー回転機構)
Overall Length (全長)M32 MGL:28 inches (711mm) ストック折り畳み・縮小時 / 32 inches (812mm) ストック展開時
M32A1 MGL:25.5 inches (648mm) ストック縮小時 / 29.1 inches (739mm) ストック展開時
Barrel Length (銃身長)12 inches (305mm、M32 MGL) / 8.0 inches (203mm、M32A1 MGL)
Weight (重量)13.0 lbs (5.9 kg、M32 MGL空虚重量) / 14.6 lbs (6.6 kg、M32A1 MGL光学照準器なし空虚重量)
Rate of Fire (発射速度)6 rounds in 3 seconds (3秒以内に6発、実効サイクル速度:3 rounds/sec)
Effective Range (有効射程)375m (Low Velocity弾使用時) / 800m (Medium Velocity弾使用時、M32A1のみ)
Feed System (給弾方式)6-round revolving swing out-type cylinder (6連発回転式スイングアウトシリンダー)
画像の引用元
  1. By Cpl. Michelle Reif – https://www.dvidshub.net/image/1829547, Public Domain, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=40931281

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