UH-1J / Fuji UH-1J

UH-1J

陸上自衛隊向けに開発された多用途ヘリコプターで、UH-1Hをベースに富士重工業(現SUBARU)が独自改良を加えた日本仕様機である。主に隊員輸送、物資輸送、連絡、災害派遣、空中消火など幅広い任務に使用される。エンジンやアビオニクスの改良によって性能と信頼性が向上しており、機関銃搭載による武装運用にも対応可能。1990年代から配備が進み、各方面航空隊やヘリコプター隊で長年にわたり運用され、日本の陸上航空戦力を支える代表的な汎用ヘリコプターとなっている。

Official Name (正式名称)UH-1J / Fuji UH-1J
Country of Origin (開発国)アメリカ合衆国 / 日本 (米国製UH-1Hをベースに日本独自の規格で再開発)
Manufacturer (製造メーカー)富士重工業株式会社 (現:株式会社SUBARU / ライセンス生産・独自開発)
Designed (設計年)1980年代後半にUH-1H改良型として開発が進められ、1991年に陸上自衛隊で運用が開始された多用途ヘリコプター
Primary Operators (主な運用組織)日本陸上自衛隊(各方面航空隊・対戦車ヘリコプター隊・ヘリコプター隊・飛行隊など)
Crew (乗員)2名 (操縦手、副操縦手) + 11名 (後部キャビン・完全武装の隊員輸送時)
Dimensions (寸法):全長、全幅(翼幅)、全高L: 17.44 m (メインローター回転時。胴体長:12.38 m), W: 14.63 m (メインローター直径), D: 3.97 m
Empty / Max Takeoff Weight (自重 / 最大離陸重量)Empty Weight (自重): Approx. 2,520 kg / Max Takeoff Weight (最大離陸重量): Approx. 4,763 kg (10,500 lb)
Powerplant (エンジン):型式、推力川崎重工業株式会社(ライセンス生産)T53-K-703 ターボシャフトエンジン×1基, Output: 1,485 shp / 1,107 kW (※従来のH型から、AH-1Sコブラと共通の高出力エンジンへと換装・仕様統合)
Max Speed (最大速度):マッハ表記、高度別の速度Max Speed: 130 knots (Approx. 240 km/h)
Combat Range (戦闘行動半径) / Ferry Range (航続距離)Combat Range: Approx. 150 km (Payload dependent) / Ferry Range: Approx. 460 – 480 km (燃料満載時の最大航続距離。キャビン内に補助燃料タンクの増設が可能)
Service Ceiling (実用上昇限度)Approx. 3,960 m (13,000 ft)
Hardpoints (ハードポイント):ミサイルや爆弾の搭載能力2ヵ所 (キャビン両サイドのドアマウントベース。武装ヘリ(ガンシップ)仕様として、M23武装システム等を介して70mmロケット弾ポッドや多用途機関銃などを装備可能)
Fixed Armament (固定武装):機関砲の口径、弾数なし (基本固定武装は非搭載。ただし、ドアガンとして12.7mm重機関銃M25.56mm機関銃MINIMI7.62mm機関銃などをドアマウントに据え付けての制圧射撃・自衛運用が可能)
  1. By MIKI Yoshihito from Sapporo City,Hokkaido., JAPAN – Attack !, CC BY 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=150904539

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