
FN Americaが製造する7.62x51mm NATO弾使用のベルト給弾式機関銃であり、主に戦闘ヘリコプターや輸送ヘリコプター(UH-60やCH-47など)のドアガンとして空中配備用に最適化された航空機搭載バリエーションである。作動機構はガス圧作動・オープンボルト方式を採用しており、航空機マウントからの射撃に対応するため、後部にはデュアル・スペードグリップ(両手持ち用ハンドル)と親指で操作するサム・トリガーシステム(親指駆動式引き金)を標準装備する。最大の構造的特徴として、機体喪失時などの緊急事態に備えた「エグレス・キット(地上脱出用コンポーネント部品一式)」一式の統合能力があり、これを使用することで、機体マウントから取り外した本体に通常のピストルグリップ付きトリガーモジュールやバイポッド(二脚)、バットストックを素早く装着し、 dismounted(徒歩歩兵用)の地上戦用支援火器へ迅速に転換・再構成できる設計仕様となっている。
| Official Name (正式名称) | M240H |
| Country of Origin (開発国) | アメリカ合衆国(※基本設計のベースはベルギー) |
| Manufacturer (製造メーカー) | FN Manufacturing (現 FN America) |
| Designed (設計年) | 設計開発はアメリカ陸軍による航空機用マウント対応型機関銃の要請に基づき2002年に着手され、2004年にかけて実機での飛行・射撃試験(アバディーン性能試験場およびフォート・ラッカー等)が行われた。運用開始年は2004年であり、フルマテリアルリリース(正式配備承認)ののち、同年にUH-60やCH-47等の航空機搭載用ドアガンとして配備および実戦運用が開始されている |
| Primary Operators (主な運用組織) | アメリカ合衆国:アメリカ陸軍(第78航空大隊や第3-501突撃ヘリコプター大隊などの各航空部隊において、UH-60ブラックホークおよびCH-47チヌーク等の輸送・戦闘ヘリコプター搭載用ドアガン、または地上脱出用エグレス火器として運用) 台湾(中華民国):中華民国陸軍(機械化歩兵旅団等の地空一体作戦等において、UH-60M多用途ヘリコプターの両側面に配備される航空機搭載ドアガンとして運用) その他、UH-60やCH-47を運用する国などでの運用があると思われるが、運用する型がM240Hであるかは不明 |
| Type (種類) | 航空機搭載型中機関銃 / 汎用機関銃 (Aviation Medium Machine Gun / General-Purpose Machine Gun) |
| Caliber (口径) | 7.62×51mm NATO |
| Action (作動方式) | Gas-operated(ガス圧作動), open bolt(オープンボルト方式) |
| Overall Length (全長) | 41.2″ (1,046 mm) ※航空機搭載(スペードグリップ装着)時 / 地上脱出(エグレス)キット装着時は49.0″ (1,245 mm) |
| Barrel Length (銃身長) | 21.7″ (551 mm) ※一部データでは24.7″ (627 mm)仕様のバレル互換性あり |
| Weight (重量) | 26.3 lbs. (11.93 kg) ※航空機搭載構成時の空虚重量 |
| Rate of Fire (発射速度) | 550–650 RPM (シングルポート・ガスレギュレーター仕様) ※ベースモデルやガスプラグ設定により650–950 RPM |
| Effective Range (有効射程) | 点目標 (Point target):800m / 区域目標 (Area target):1,200m〜1,800m ※搭載マウントおよび照準器による |
| Feed System (給弾方式) | M13分離式リンクベルト給弾(100連、200連ベルト、または米陸軍仕様の50連布製アサルトポーチなど) |
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画像の引用元
- By 玄史生 – Own work, CC0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=67557999







