
アメリカ軍をはじめNATO諸国などで広く運用されている装軌式多連装ロケットシステムである。227mmロケット弾を12発搭載可能で、広範囲への面制圧攻撃を短時間で実施できるほか、ATACMS戦術弾道ミサイルや最新のPrSM精密打撃ミサイルにも対応する。車体にはM2 Bradley系統の装軌シャーシを採用し、高い機動力と装甲防護力を備える。近年はM270A1やM270A2への近代化改修が進められ、GPS誘導式GMLRSによる高精度長距離攻撃能力が強化された。湾岸戦争、イラク戦争、ウクライナ戦争などで運用され、高い火力投射能力から各国砲兵部隊の主力装備となっている。
| Official Name (正式名称) | M270A2 MLRS(Multiple Launch Rocket System) |
| Country of Origin (開発国) | アメリカ合衆国 |
| Manufacturer (製造メーカー) | Lockheed Martin |
| Designed (設計年) | M270A2としての設計(近代化改修計画の本格始動)は2019年 |
| Primary Operators (主な運用組織) | アメリカ合衆国:アメリカ陸軍(M270A2) イギリス:イギリス陸軍(A2へ移行中) イタリア:イタリア陸軍(保有する約20両のM270をすべてA2規格へ改修することで合意済み) フィンランド:フィンランド陸軍(2023年に米国政府からA2規格へのアップグレード承認を受け、41両の改修を進めている) 日本:陸上自衛隊(日本は”多連装ロケットシステム 自走発射機M270 MLRS”の名称で特科部隊を運用しているが、現状は独自の近代化改修を行っており、米軍仕様の「A2」へのアップグレードを公式に全車両分決定したという段階ではない、日産自動車宇宙航空事業部(現在のIHIエアロスペース)が車両のライセンス生産を行ない、情報処理装置を東芝が開発) フランス:フランス陸軍(「LRU」という独自改修型を運用中。将来的には次世代の国産または新型システムへの移行を検討) ドイツ:ドイツ陸軍(「MARS II」という独自改修型を運用中) ウクライナ:ウクライナ陸軍(各国から供与されたM270(英国のB1仕様やドイツのMARS IIなど)を運用している) |
| Crew / Capacity (乗員および兵員輸送数) | 3名 |
| Combat Weight (戦闘重量) | 24.5 t |
| Dimensions (寸法: 全長/全幅/全高) | L: 6.85m / W: 2.97m / H: 2.59m |
| Armor (装甲の詳細: 複合装甲、ERA、APSの有無) | Improved Armored Cab :IAC(強化型装甲キャビン) |
| Main Armament (主武装) | 12x GMLRS or 2x ATACMS/PrSM |
| Secondary Armament (副武装) | なし |
| Engine (エンジン出力 hp/kW) | Cummins VTA903 (600 hp) |
| Max Speed (最高速度: 整地/不整地) | 64 km/h |
| Operational Range (航続距離) | 480 km |
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画像の引用元
- Авторство: Photo: Cpl Jamie Peters RLC/MOD, OGL v1.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=42137648








